やなぎはら ゆうこ 自己紹介

1981年 東京都町田市生まれ。幼いころから創作や絵が好きで、中高は美術部に所属。都立高校時代に合宿で 伊豆諸島を訪れて 風景を描き、心惹かれる。

父の実家がある渥美半島の記憶や、彫刻をし 地元の寺社へも深く関わっていたと聞いている 祖父の存在も、心の奥に。


地元で一浪後、2001年 京都大学文学部入学、05年地理学専修卒業。学芸員資格、中・高教諭免許(社会/地歴)取得。学生時代は居合道部(三段)。

地理学の他、文化人類学・建築学の先生方や、神職でもある歴史学の先生などから、学内外で学び、祭を中心とした民俗や「むら」に興味をもつ。卒論テーマは「京都大原八か町の年中行事」。古い時代の遺物が多い 関西圏に暮らし学んだ体験は、貴重であった。古建築や建築学の世界に触れ、常に憧れをもっていました。


在学中は研究者を志していたが、特定の地域での民俗等の探究へのこだわりと学術論文との葛藤に悩む中、卒論で通ったフィールドの美しい風景などから 美術への想いが再燃。(株)ナカニシヤ出版編集部総務経理・箱根ラリック美術館学芸部スタッフ・(株)ゼンリン地図調査員・予備校教務などの仕事をしながら、少しずつ創作活動をしていた。2009年に京都から小田原(のちに藤沢)へ転居、伊豆諸島の島々を歩く。


2012年 武蔵野美術大学通信教育学部入学(高校美術科教諭免許申請の為の単位取得、2014年退学)。

同時に、鎌倉市内の鎌倉彫会館基礎科で一年間学ぶ(初伝)。

 

2013年 三宅島へ移住。島のスーパー「正大ストア」でアルバイトをしながら、創作を続ける。


2015年 三宅島役所跡及び三宅島の神主家の'嫁'(現当主=宮司の息子の妻)となる(2016~19年は出産育児に追われていました)。

2020年 國學院大學神職養成講習会にて神職階位(直階)を取得(実家の協力により実現)。8月より三宅島・富賀神社の権禰宜としてのご奉仕を させていただいております。壬生 友子(旧姓 柳原)


子どもたちと海で真っ黒の夏…8月4日の大祭では神楽をご奉仕させていただきました↑(2021年)

富賀神社の御神輿渡御が復活したら、頑張って歩きたいと思います。身長150cm弱の41歳。今後とも仲良くしてください!!

※京都大学文学部地理学教室の同窓会報へ、島での活動に関するエッセイを寄稿しました。

(京都大学地理学教室談話会報 第31号 2020年※KURENIにてダウンロードできます。)


※神職養成講習会の中で、「謙虚、誠実、寛容」と掲げ 神社の伝統と革新について お話をしてくださった 講師の先生のお話が心にのこり、実践し伝えていきたいと思いました。

※「伊豆諸島の自然保護シンポジウム~自然保護と持続的利用~」(伊豆諸島植生研究グループ  2022年9月30日発行)に、3月にオンラインで参加させていただいた際のコメントを掲載してくださっています。(2022年12月追記)